はたおとの里 よねざわ回廊
ウール素材のメリット・デメリット
こんにちは!!!
今回で2回目のブログですね。
何を書こうか悩みましたが、これから寒くなってくるので、
温かい素材のお話です。
当ショップ「はたおととんとん」でも多く取り扱っている素材は「ウール」です。
ウールと言えば、羊さん。想像するだけで、モコモコ・ふわふわ温かいかんじがします(*^-^*)
しかし!!!
ウール=「温かい」だけじゃないんです!

ウール素材のメリット
- 優れた保温性と伸縮性!!!
なんと言っても、温かい。それは、ウール繊維の最大の特徴です。 ウール繊維の縮れがたくさんの空気を含み、繊維同士が絡み合っているので、保温性と 伸縮性が生まれるのです。
- 撥水性があり、汚れにくい!!!
完全防水・完全撥水とまではいきませんが・・・
日頃かかってしまうであろう、雨・水滴・泥などの水溶性の汚れは弾いてくれます。
入学・卒業シーズン、特に雪の降る地域の方にはうれしい機能!
ちなみに、当店では撥水加工はしていません。天然素材だからこその、メリットです。
- 型崩れしにくい!!!
ウール生地は弾力性があり、型崩れしにくく、またシワにもなりにくい素材です。
回復力が高い為、シワが気になる時は、蒸気をあてれば簡単に戻ります。
デメリット
- 毛玉ができやすい
ウールの繊維の表面は鱗片で覆われています。これは、ウールの特徴のひとつ。人の髪の毛のようにうろこ状になっているため他の繊維に比べてからみやすく、毛玉になりやすいのです。なので、こすったりするのは要注意!優しく扱ってください。
- フェルト状になる
ウールは水に濡れると、繊維が開き水分を含んだ状態でもみ洗いなどをすると繊維同士が絡み合い固くなってフェルト状になります。洗濯は、ご自分でせず、クリーニング店にご相談するのがおススメです。また、ウール生地は撥水性がありますが、長時間の濡れには弱いです。
- 虫食いに特に注意!!!
ウール生地は天然素材の為、虫食いにあいやすい素材の一つです。 衣替えや、長期保管の際には、防虫剤などを使用し大切に保管してください。
ウール素材は、少し手のかかる素材ですが、大切にご愛用して頂ければ、長持ちします。
ぜひ、お手入れの参考にしてみてください(^^)/
- 2019.11.01
- 11:38
- はたおとの里 よねざわ回廊